松山市のメタボ対策を呼びかけるために作ったポスターのキャラクターが、意外な人気を呼んでいます。愛媛県松山市はメタボリック症候群対策を呼び掛けるために『脱メタボ』というテーマで、1600枚ほどのポスターを松山市地域保健課が作りました。そのポスターは腹を出して、いかにもメタボといったおじさんが、そっくりの体型の子供、そして犬と朗らかな笑顔で背伸びをしているのですが、背伸びをした反動でおじさんと子供の、ズボンのボタンが弾け飛んでいる姿が描かれています。ポスターには『脱メタボ」の文字と、「健康づくりの目標を作ろう」というスローガンが手書きで書かれており、いかにも?ヘタウマ?なポスターなんですが、このポスターは松山市内の医師会を中心に1200枚ほど配られたのですが、病院などに張り出されたポスターを見た市民が「かわいい」とか「癒される」とか言い出し、松山市の予想を越えて人気が出てしまったのです。
本来、松山市はメタボ対策として、松山市保健所が主導で「健康ぞなもし松山」というメタボ予防健診を呼びかけるキャンペーンを行っていまして、そのキャンペーンのキャラクターとして「あゆむ」「こころ」「たべぞう」の3人のキャラクターを作り、それらを「けんこう3きょうだい」と名付けて、松山市のメタボ対策のシンボルとして松山市の発行する冊子に利用していたのですが、こちらの方は、ほとんど知名度はありません。
そのうちに市地域保健課が作ったポスターは、『松山市のメタボキャラが、思わぬ人気?』などといったタイトルで新聞のローカルネタになり、結果的にインターネットで全国規模に知れ渡ったのでした。
この『脱メタボ』のポスターを作ったのはプロの作家ではなく、市地域保健課に籍を置く長島美代子さんで、このキャラクターを生み出した意図について「太っていてもこれから頑張ればいい、という前向きなものにしたかった。」とコメントしています。これまでこの『脱メタボ』のポスターのキャラクターを名前で紹介しなかったのは、実はこのおじさんキャラクター、まだ名前がついていないのです。最初に作ったポスターの枚数を見ればわかると思いますが、この『脱メタボ』ポスターは、医師会を通じて地域の病院などの施設に張ってもらおうと、市地域保健課が軽い気持ちで作ったものでした。この名前もまだない?メタボおじさん?が現在日本全国で生み出されている?ゆるキャラ?の仲間入りする日がくるかもしれません。
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