ベンツが自転車を出している、というのをご存知でしょうか。メルセデスベンツといえば、押しも押されぬドイツの自動車メーカーですね。日本の自動車の特徴である故障が少なく長く乗れるといった特徴や、アメリカの自動車の大きくてガッツリした魅力的なフレームなども自動車の魅力の一つといえるでしょうが、やはりドイツ車の高級感といくらでも回るのではないかという高性能なエンジンや緻密な足回りなどは、世界中のクルマ好きをうならせるものです。自動車の売上や販売台数といった数字では日本やアメリカを下回っているものの、世界中が憧れる自動車メーカーのひとつであることは間違いありません。
そんなベンツの自転車というのはどういったものでしょうか。
ベンツの自転車で特徴的なのは、車輪とフレームが直接取り付けられているのではなく、サスペンション、つまり油圧ダンパーやショックアブソーバーなどを介して取り付けられているということがあります。これは主に自動車やバイクなどの構造に見られるもので、地面からの衝撃が直接体に伝わらないようにするもの。例えば自転車で走っていて軽い段差を乗り越えたときに、ガンと突き上げられるような衝撃でハンドルをとられたり、サドルからの衝撃でオシリが痛くなったという経験がある人も多いでしょう。こういったものはサスペンションを取り付けることにより衝撃をサスペンションが吸収してくれるため、乗り心地は格段に向上します。
ベンツ自転車では、このサスペンションをできるだけ軽く、しかも性能が落ちないようにする工夫がされています。サスペンションが取り付けられる、フロントフォークの部分は、舵取りのための部分でもありますので、ここの造作が精密さを欠いてしまうと、へたすればコントロールが悪くなってしまうこともありますので、それをきちんと納めているベンツの自転車は優秀であるということになります。
また、ベンツの自転車には、油圧式のブレーキが取り付けられていることも特徴の一つです。油圧式のブレーキというのは、ブレーキレバーを操作することで、油圧によりブレーキシューが動くものです。これは自動車のブレーキなどの構造と同じもので、より強力にブレーキをかけることができるようになっています。
普通の自転車のブレーキは、ワイヤーでレバーとブレーキの構造がつながっており、いちおうブレーキレバー自体のてこの原理により力が倍化されるもののベンツ自転車ほどの制動力を発揮することはありえません。
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